2013年7月 定例会報告記

2014-06-07

7月「 Rinかごしま」定例会報告記

鹿児島は、この間、猛暑と日照り続きで私自身はうんざりしていたのだが、ようやくの 恵みの雨が昨夜から降り続き、気分転換もできた。

そして、遅れ遅れになっていた報告記を書くべく、パソコンに向かう気分になった。ごめんなさい。

7月の定例会は、いつものように事務的な議題ももちろんあったのだが、私にとって何よりも関心があったのは、7月4日に行われた鹿児島県主催の「エイズ対策連絡協議会」についての報告であった。

県内の関係する行政機関・医療機関等の中心の人々の会合で、その中で、我がNPOからの問題提起が求められたのである。私たちの活動が認知されるには、絶好の機会であることは、間違いないのだが、私などはつい尻込みしてしまう。

理事長の今村さんは、なぜ、HIV支援のNPOを鹿児島で立ち上げようとしているのかを報告し、Aさんは、陽性者の立場で、自らの医療・就労・生活等の経験してきた困難等を話してくれたそうである。

Aさんは、定例会への報告で
「大勢の場で話すことは、久しぶりで、どきどきして早口になって・・・」
と、感想を述べていたが、とにかく、まずはその「勇気」にありがとうと言いたい。

自分の抱えてきた困難を、自分の中に留めるのではなく、「社会的な問題」として発言することの重要性を学ばされた。聞いていた行政機関・医療機関の核であるはずの人々は、どのように受け止めたのであろうか、聞けるものであるなら、聞きたいものだ。

この会に報告された、県当局がまとめたエイズ対策の資料データをみせてもらったが、その数字からも、受け入れ態勢の遅れ・貧弱さは強く感じてしまう。ぜひ、我がNPOでもこの資料を検討して、何が問題なのか積極的に問題提起すべきではないかと思ったりもする。

また、私自身の感想でもあり、定例会でも話題になったのだが、発想が「感染予防対策」で、「感染者のケアをどうすべきか」が疎かになっていやしないかということもある。もちろん、感染予防対策は必要だが、ともすると、「感染したことが悪いこと!」という見方になりやしないかという危惧を私自身は持っている。

南日本新聞の「エイズ対策連絡協議会」の報告記事で、「感染経路のトップは、同性愛者同士の接触・・・」という表現にも出会ったが、これでは、偏見と無理解を助長するだけと思ってしまったのは、私だけだろうか。このことについては、みなさんと、もっと意見交流したいと思っている

8月には、保健所主催の市民向けの「感染病講演会」での話も、我がNPOがその一部を引き受けて、すでに終わっている。今月の定例会で、またその報告が聞けることを楽しみにしている。(S・H記)

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