ごあいさつ

ごあいさつ

NPO「Rinかごしま」理事長  今村 葉子

 

2013年10月8日私たちの特定非営利活動法人「Rin鹿児島」は発足いたしました。

「鹿児島にもHIVの陽性者が気軽に話ができるNPOが必要だよね」と話していた夢の段階から、2年後でした。その時からずっと陽性者と支援者、賛同者は同じ輪の中にいました。

鹿児島県で医療関係者と話をしても「HIV患者さんにあったことがない」、「本当にいるの?」という言葉が返って来るのみでした。鹿児島県にはまるでいないように思われていました。

HIVは決して恐れる病気ではなく、ごく普通の生活が送れます。関係している医師のご尽力で医療体制は全国同じレベルで受けることができるようになりました。また女性の患者さんは出産も可能です。

しかし、社会生活においては地方ということで、秘密保持が困難であちこちで壁にぶつかることが多いことも事実です。「一度カミングアウトしてしまえば偏見に会うのでは」、「仕事を失った人もいる」という現実もあります。

当NPOは当事者が安心して暮らせる地域を目指します。そのために理解してくれる人の輪を少しずつ慎重に拡大していくことを大きな目標にしています。

いつも陽性者と支援者が同じ輪の中にいて、さらに大きな輪にしていくことができますよう皆様の温かいご支援よろしくおねがいいたします。

皆様もぜひこの輪の中にはいりませんか。

 

プロフィール

 

学生時代に読んだキューブラ・ロスの「死の瞬間」に強い影響を受け、生と死に関する職業に就きたいと思っていました。1979年に大学の心理学科を卒業後、国立病院機構南九州病院に就職いたしました。初めの10年間は重度心身障碍児病棟で、「生きること、笑うこと」について学びました。次の11年間は青年期に死を迎える難病の筋ジストロフィー病棟で「生きること、死ぬこと」を患者さんと経験しました。

1994年に臨床心理士の資格を取り、カウンセリングを本格的に開始しました。

2001年に鹿児島県で、HIVの派遣カウンセラーの制度が始まり、初年度から現在に至るまでHIV派遣カウンセラーの仕事をしております。

2007年に南九州病院を辞職し、6年間、2期にわたり「鹿児島臨床心理士会会長」を務めました。また同年姶良市に女性カウンセラー4人で私設カウンセリングルームの「鹿児島心理オフィス」を開設しました。

現在は

鹿児島大学特任相談員

志學館大学心理相談員

南九州病院非常勤心理相談員

にも従事しております。

 

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